2009年11月25日水曜日

1st step for Symposium Design/ Group Works (25th/Nov/2009)

Symposium Design / 4 weeks project
(2 presentations for one week each, and one demonstration for two weeks)

Agenda: "What is it possible for Design now"

Topic 1: What is it possible for Design itself?
Topic 2: What does Design make possible for the world?
Topic 3: What is the duty for Design?
Topic 4: What is the thing the world expects for Design?

シンポジウムのテーマ案が岸先生より出され、シンポジウムの議題設定を行うための、4つのテーマが出されて、各グループがリサーチした内容を発表した。

テーマ:「今デザインに何が可能か?」

1:デザイン自身に何が可能か?

2:デザインは世界の何を可能とするのか?

3:デザインが(今・ここで)果たすべき使命は何なのか?
(デザインはどんな責任を負っているのか)

4:世界はどのようにデザインを必要としているのか?(何をデザインに期待しているのか?)

発表形式:自由

日本の現代デザインにおける「白」に着目し発表。
プレゼンテーションはキレイで良いのですが、より分類などしてレイアウトで言いたい事がクリアに伝わればもっと良いなっと感じました。

デザインが可能な事を冊子にまとめて発表するチームもあった。
五人グループで個人ごとにページがあり内容も違うのもいいのですが、載せる内容だとか、一貫したコンセプトだとか、何かうまく伝えるものがあればよりよいと思う、つまり本や冊子というような形式を、うまくいかせる内容であれば尚良いということです。

パワーポイントでの発表とは別に、議論経過を見せるペーパーを提示している様子。
デザインという言葉は何か?ということに格闘しているようだった。このような検討過程もプレゼンテーションに含めてくれると議論が出来ます。

残り少ないですが、授業の感想を書いていく事にします。
皆、発表はとてもうまいのですが、より内容を伝えるために、次の三点くらいを気をつけてもらえるとよりクリアに伝わるかと思います。

○個人の視点を取り入れる
一般的な話題をそのまま並び替えたりするのではなく、個人がどう思うか?という視点が欠けている様にも感じます。つまり、あまりに大きな事柄を考えすぎていて身近な事柄が見えていない様にも感じてしまうので、その辺りを気をつけて、うまく身近な事柄と社会的な話題を架橋できればより実感が湧くと思います。

○何が議論できるかを考えて発表する。
何かを隠してプレゼンテーションの見栄えをよくするよりも、何が議論できるかについて考えた上でプレゼンテーションを整理すると良いかと思います。感想だけだと聞いているだけで、どこが論点かを明確にするとより質疑応答が充実すると思います。

○グループ課題での役割を考える。
グループとして課題を捉える意味を考えて発表してほしい。例えば五人いるなら五人分の作業量、内容を出すとかは最低限しないと、効率よい議論・グループ作業が出来ていないことを指し示しています。

次回は具体的な場所でタイムスケジュールも含めたシンポジウムのデザインについて発表してもらいます。

/written by Daiki Nakagawa

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