別府でのSAICの学生達の活動。
彼らは現代都市の抱える問題について調査検討し、最終的には様々なスケールで何らかの解答を出す使命を追っている。アメリカの地方都市をリサーチしてから、別府の町をリサーチに望んでいる。
徹底的にリサーチに専念する人々や。
別府の振る舞いに着目し制作を始めるものなど、様々だった。
スタジオの三階を暗室にし、カメラオブスキュラで現在の風景を古い建物に投影した作品を作ったエチオピア出身のSAICの学生Egla。
8月にすでに調査に来ていた東京造形大学の宮川園さんは、別府での植物と空き地に着目し、お年寄りの方でも腰を痛めずに使えるガーデン及びキッチンの制作をしていた。
同じく8月にすでに調査をしていた、SAICの大学院生BeckyとAudreyは、空き地が駐車場としてしか使われていない現状に着目し、加えてまた車もない"空"の状態であることから、ビールケースを用いてガーデンを制作することによる可能性を検討していた。
全ての作品をここで取り上げる事は出来ないが、それぞれが何らかの手法で都市の問題に接近する様子が見て取れた。
/written by Daiki Nakagawa
2009年12月10日木曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿